SpringOffensive2015

2015 春闘勝利 !!

春闘に関する取り組みは、組合掲示板で順次お知らせします。掲示板は奈良西郵便局本館3階に設けています。
このページでは、2015年春闘の要約をお知らせします。

日本郵政近畿支社前集会の実施について(2015-03-24)

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郵政当局は3月19日に第3次回答を行いましたが、時給制社員について10円の引き上げを認めただけで、正社員は一時金3.8ヶ月、ベア1,000円の超低額回答に留まったため、私たちは更なる引き上げを求めて近畿支社前集会を行いました。集会は18時30分〜19時30分の1時間に及び、100名の仲間が参加して大いに盛り上がりました。郵政ユニオンは、第4次回答を要求すべく、集会終了時に近畿支社担当者に直接要求書を手渡しました。

3.16ストライキの実施について

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3月13日(金)午後、郵政当局の回答に対して、郵政ユニオン中央闘争委員会は、「私たちの要求からはかけ離れたものであり、受け入れることはできない」とし会社に対して強く再考を求めましたが、現時点ではこれ以上の前進が見込めないと判断。ストライキ突入を決定しました。動画はこちらです。

3月16日(月)当日、ストライキは郵便局やゆうちょ銀行、貯金事務センターなど全国24拠点の職場で実施され、そのうち近畿管内では以下の4拠点でストライキを貫徹しました。垂水郵便局では、実に9名もの集配担当社員が4時間に及ぶストライキを行なって当局に抗議しました。
  • 大阪北郵便局(大阪市北区)   7:00〜
  • 神戸中央郵便局(神戸市中央区) 8:30〜
  • 左京郵便局(京都市左京区)  13:30〜
  • 垂水郵便局(神戸市垂水区)  14:30〜

支部春期要求について(2015-03-06)

賃金引上げに関する要求
①正社員20,000円、短時間社員10,000円の賃金引き上げを行うよう本社に上申すること。
②再雇用社員について、フルタイム社員20,000円、短時間勤務社員10,000円の賃金引き上げを本社に上申すること。
③新一般職の基本給を20,000円以上引き上げるよう本社に上申すること。
④期間雇用社員の時給200円の引き上げを行うこと。

奈良西分会に関する要求
①奈良西局内にあるJP労組組合事務室が分会事務室なのか支部事務室なのか明らかにし、支部事務室である場合、いかなる理由で奈良支部事務室が複数局に存在しているのか明らかにすること。
②奈良西局内に奈良西分会組合事務室を貸与すること。

その他、業務や労働安全衛生などに関する支部要求を3月6日、当局へ提出しました。

賃金交渉について

今後本部は、配分交渉、増員の具体化などの要求を行なっていきます。また、期間雇用社員をはじめ、非正規雇用労働者の待遇改善に大きな影響のある「最低賃金」の引き上げを求めるたたかいを全力で取り組んで行きます。

会社側の主な回答(第三次回答3月19日)
○賃金引上げの要求
・月給制 基本月額を1000円引き上げる
・時給制 「スキルB習熟度あり・なし」ともに 資格給を一律10円引き上げる
「運送」の資格給区分に「Aランク」を新設する
・正社員の基準内賃金「平均1000円」引き上げる
○一時金の要求
・正社員の一時金を年間3.8月(夏1.65、年末2.15)
・年度末の業績によって「特別手当」を支給する
○育児・介護支援の拡充と新設

  • [第9回賃金交渉 - 大綱整理] 郵政ユニオンは、3月16日のストライキや3月24日の近畿支社前集会などを受けて第9回賃金交渉を3月27日に行いました。しかし、日本郵政本社は「思い切った経営判断を行い、昨年同様のベア回答を行なってきたところだ。各項目、回答を変更することは出来ない」と表明がありました。郵政ユニオン本部は、ベアを中心とする回答はこれ以上交渉を積み重ねても進展が期待できないと判断し、「2015年4月1日以降の賃金引き上げ要求」について、本日を以って整理とし、新賃金交渉を終了しました。

  • [第8回賃金交渉] 3月20日、会社側の第3次回答は到底受け入れることが出来ないとして、さらなる再回答を強く求めました。

  • [第3次回答] 3月19日19時30分より、会社側からの第3次回答が行われました。時給制社員の一部で10円引き上げ、正社員の一時金を年間3.8月分と特別手当の支給検討、基本給1,000円引き上げという内容でした。

  • [第7回賃金交渉] 3月18日、賃金交渉を再開しました。

  • [第6回賃金交渉] 郵政ユニオン中央本部は、3月13日に第6回賃金交渉を行いました。
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  本社回答は以下の通りでした。
   ①期間雇用社員の賃金引き上げ、および一時金については、引き続き検討し、別途回答する。
   ②均等待遇要求には応じられない。
   ③正社員要求の応募要件は現行の要件が適正なものと考えている。
   ④正社員については、定期昇給の完全実施、一時金は別途回答、賃金引き上げは困難、手当の改善には応じられない。
   ⑤増員要求については、新規採用者の増や期間雇用社員の正社員登用等に積極的に取り組んでいる。

  • [第5回賃金交渉] 第5回目となる3月11日の賃金交渉では、「四半期決算以降の経営状況の説明」、「現時点で回答する段階に至ってはいない」との会社の考え方を受け、本部は、「正社員登用について具体的な改善策を段階的にも考慮すべきであり、労働条件の改善で会社としてのイメージアップを内外にアピールできる」と主張し、早期の回答を12~13日での交渉の場を強く求め、不調の場合、予告通り争議行為を行うことを通告しました。

  • [第4回賃金交渉] 第4回賃金交渉は3月4日に開催されました。この賃金交渉では、期間雇用社員を正社員に登用するよう求めました。

  • [第3回賃金交渉] 第3回賃金交渉は、2月27日に開催されました。本部は非正規社員と正規社員の処遇格差改善を求めました。また、郵政グループ全体で要員配置や不足実態を把握し、欠員補充を早急に行うこと、超過勤務に依存せずに正常な業務運行が行える要員配置を行うよう要求しました。

  • [第2回賃金交渉] 引き続き第2回賃金交渉が2月17日に行われ、設備投資計画の見直しを行い、「人への投資」を強く求めました。郵政本社は株式上場を前に、中期経営計画で1.3兆円もの莫大な設備投資を実施しています。私たち本部は「人への投資」を主張し、社員の頑張りに応える賃金の引き上げを求めました。また、物価上昇見通しや消費税増税、社会保障の負担増などで合計6%の負担増が見込まれるため、最低でも6%の賃上げを主張しました。厚生労働省公表の「賃金構造基本統計調査」を根拠に、郵政は正規・非正規社員とも民間よりも給与水準が低いことを指摘しました。

  • [第1回賃金交渉] 郵政ユニオン本部は、2月13日付けで、「2015年4月1日以降の賃金引上げ等に関する要求書」を日本郵政グループ各社に提出、第1回賃金交渉を2月13日(金)、午後6時から4会社同席のもと開催しました。賃金交渉がスタートしました。

日本郵政本社前集会と衆議院内集会(2015-03-02)

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3月2日、郵政産業労働者ユニオンと郵政倉敷労働組合は、集会に先立つ午前11時10分、副委員長と全国から参加した4名の仲間が代表で「非正規職員の均等待遇と正社員化を求める署名」28,426筆を日本郵政本社に提出しました。そして11時30分からは、200名を超える仲間が集って郵政本社前で抗議集会が開催されました。

午後からは、衆議院第二議員会館において院内集会がもたれました。鈴木克昌参議院議員(民主党副幹事長)をはじめ、吉良よし子参議院議員、梅村さえこ衆議院議員、田村貴昭衆議院議員の方々がご出席いだだく中で、全国の仲間の要求を訴えました。ユニオンこうべ3月6日号に関連記事があります。

近畿郵政労働者学習決起集会(2015-02-22)

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2月22日(日)13:00〜15:00、大阪天満のPLP会館にて春闘決起集会が開催されたので、当分会も参加してきました。この集会へは、郵政ユニオン本部の副委員長が駈けつけ、約1時間半に及ぶ学習会の講師を勤めました。豊富な資料を基にきちんとした現状分析されていたので、参加者は職場や社会の労働情勢について一層理解を深めることができました。そして、来たるべき春闘の活動方針を確認し合いました。

集会終了後は、15時30分よりデモ行進を行いました。すぐそばの扇町公園を出発した私たちは、大阪府警のパトカーに先導してもらい、地下鉄中崎町駅前に至る約1時間のあいだ、道行く大勢の市民に向かって私たちの主張を力強くアピールしました。神戸中央支部発行の機関紙「郵政ユニオンこうべ」には当日の詳しい模様が2ページもの分量で載っているので是非ご覧ください。

春闘要求について (2015-02-04)

年末期に取り組んだ「春闘要求アンケート」は、7割近くが生活が「苦しい」「やや苦しい」と答え、消費税増税とボーナスカット、業績手当の影響等で厳しい生活実態が浮き彫りとなりました。

昨年6月から導入された「業務手当」により、多くの社員から「給料が減った」という声を聴いています。新人事・給与制度が4月から本格実施されることから、昇任・昇格、退職手当など将来への不安も多く聴かれます。

「生活できる賃金を!」「誰でも、どこでも時給は最低1200円に!」「消費税の再増税はやめろ!」と声をあげましょう。

社員区分 賃上げ要求額
正 社 員 20,000 円
短時間社員 15,000 円
月給制社員 20,000 円
時給制社員 時給 200 円引き上げ、どこでも最低時給 1,200円以上
再雇用社員 フルタイム 20,000 円、ハーフタイム(短時間勤務) 10,000 円
新一般職の基本給を抜本改善。その他、各種手当ての引き上げ、正社員化と均等待遇等を求めます。

(この項目は、郵政ユニオン TOKYO-NEWS 第30号(2015年2月2日付)より抜粋)

2015年春闘方針について

昨年10月から約2ヶ月にかけて取り組まれてきた2015年春闘に向けたアンケート集約は、郵政倉敷労働組合やJP労組有志とともに、「郵政労働運動の発展をめざす全国共闘会議」として取り組まれました。中間集約では、7千名近くの全国の労働者から切実な実態が寄せられました。郵政ユニオンは、アンケート結果をふまえ、15春闘をたたかっていきます(郵政ユニオン2015年1月15日発行第61号より)。

郵政ユニオンとしての春闘方針は、1月31日(土)〜2月1日(日)ラパスホール(東京労働会館)において開催の第3回中央委員会の中で決定されましたので、順次お知らせします。

春闘要求アンケートを行っています

アンケート用紙の画像を選択すると拡大表示できます。
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私たちは職場の実態を知るために、2015年春闘アンケートに取り組んでいます。ご協力をお願いいたします。

当アンケートにご協力いただける方は、締切り期限までに私たち組合員に手渡してください。職場では大半の方が変則勤務ですから、直接連絡が取り難い場合には、直接分会あてご郵送していただいても構いません。お手数をお掛けしますが、是非とも1人でも多くのご参加いただきますよう、よろしくお願いします。ご提出いただいたアンケートは後日集計し、2015年春闘要求に反映いたします。アンケートは無記名で実施し、ご本人には一切ご迷惑をお掛けいたしません。

まだ用紙を入手されていない方は、下記リンク先より PDF形式でダウンロードしてください。お手持ちのプリンターで印刷することが可能です。

■2015年春闘要求アンケート用紙(正社員用)
2015enquete_seiki.pdfよりダウンロードしてください。

■2015年春闘要求アンケート用紙(非正規社員用)
2015enquete_kikan.pdfよりダウンロードしてください。


【ご郵送の場合のアンケート送付先】
〒631-8799 奈良西郵便局止め 郵政ユニオン奈良西分会 あて 

【締切期限】 (近日中予定 みなさんのおかげでアンケートは無事終了しました。ご協力ありがとうございました。)

関連記事

  • 「3%が要求額論議のスタート台/国民春闘共闘委の15春闘構想」
  労働政策研究・研修機構 メールマガジン労働情報2014-10-31 http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/roushi/20141031.htm
  • 2014年春闘(昨年度の春闘)に関するページは、SpringOffensive 2014 にあります。


  • 最終更新:2015-04-11 11:37:35

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